House of ishida_familia

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秘密基地

ー 外観 ー

我家の外観うひょひょのひょっ♪学生の頃、郵便配達のバイトをしたことがあります。表札よりも家の形、雰囲気で、場所と名前を一致させ配達していた記憶があります。いい意味でも悪い意味でもやっぱり家の外観っていうのはそれ自体が表札だと思うんですよ。
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外観は高さ幅奥行きとほぼ同じ正方形をしています。その1/4ほどの正方形が45度ずれた形で、2階付近からにょっきりと飛び出した、後一歩で完成しそうなルービックキューブのような形をしています。

その無意味ともいえる出っ張りにも意味はあるんですよ。室内スペースの確保というのも、もちろんありますが、実は玄関上から斜めに飛び出したその形は屋根の役割をしています。雨の日は、その屋根づたいに駐車スペースまで行ける工夫がされています。もちろん全く濡れないってことはないですけど。(笑)

その他にも我家の趣味である水槽が外を歩いている人からも、その飛び出た部分の窓から見えるようになっています。これも緻密な計算がされており水槽が設置されているのは2階スペース(窓際ではないので)通常はその高さからは見える事はありませんが、出っ張り部分を一段下げたスペースにすることで通行人の目線と水槽が直線でつながるように計算されています。また一段下げる事により2階、出っ張り部分のスペースとも室内は見えないようにプライバシーはしっかり守られています。(ふむふむ)

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ー 建築士 ー

我家を設計していただいた一級建築士 森内忠大氏 森内建設株式会社との出会はうん十年前、私がまだ中学、高校の頃に遡ります。(といっても一方的な出会いですが...)

某雑誌に掲載された椅子(いわゆるデザイナーズチェア)のコラムを読んだときです。もともとそういうモノに興味があったので目に留まりました。(実はまだその頃、氏が建築士であるということは知りませんでした。)その後、ある事をきっかけに森内氏が建築士であることを知り、やがて設計した住宅が気になりだし(建てる予定もなく)住宅の見学会に足を運ぶようになりました。始めて氏が設計した建物に住んだのは現在の我家ではなく、結婚後住んだアパートでした。かみさんとアパート探しをしていると、偶然にも森内氏が設計した建物(その時はたぶんそうであろう...後で確認したら、やっぱりでした。)に出会いました。

アパートには珍しい?メゾネット(1階2階)でした。そのアパートらしからぬ雰囲気が気に入り、早速そこでの生活が始まりました。それから数年後、いよいよ我家を建てる機会に恵まれ、もちろん迷う事なく設計は森内氏にお願いする事でかみさんと合意し森内氏とのプランニングが始まりました。プランニングは約1年行い建物の事はもちろん、いろいろな事を話し合いました。重要な打ち合わせに行ったつもりが車の話で盛り上がり帰ってから今日はいったい何をしに行って来たのだろう?なんて事もよくありました。その結果?最初に見たのは大まかな図面でしたが、とても満足いくものでした。その後、細かい部分を話し合い、念願のマイホームを手に入れることが出来ました。
最後に...森内氏に言われた「住宅完成後の付き合いの方が長く重要」という言葉どおり現在もお付き合いをさせていただいている。

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